大河原雄剛、大枠で生きる

銀座の不動産投資コンサルティング会社「Liferally」社長、大河原雄剛の人生日記

前回のブログに書いたブロックチェーンの件で、考えたことの備忘録。ブロックチェーンって超簡単に言うと「情報の改ざん耐性の強い台帳機能」ですよね。この応用は、他に何が考えられるか…。仮想通貨、銀行業務などのフィンテックだけじゃなじゃない。こんなことが言われています。

選挙:ブロックチェーン技術を使えば有権者の登録、身元確認、投票内容の改ざんが難しくなるし、オンライン投票で開票も即可能。

サプライチェーンマネジメント:製品の製造から販売までサプライチェーンの透明化が可能。産地や流通経路が追えるので、食品の表示不正もできなくなりますね。

著作権管理:コンテンツの転用、不正な二次利用を防げる。コンテンツを生み出したクリエイターにきちんと利益が還元されます。

クラウドファウンディング:これはすでにICOが活性化してきましたね。

不動産取引:これは私にも関係しますが、不動産取引は未だに紙ベースです。ブロックチェーンを使って取引データを電子上の管理にし、取引を透明にすることで不正も減りますし効率も増すでしょう。

他にも保険市場、ヘルスケア(カルテなど医療記録)、カーシェアリング、IoT、ポイントサービスなど様々な分野への応用が予測されています。 まぁ、まっとうなビジネス活用ですが、もうちょっと身近なところで応用範囲ないかな?と考えてみました。

LINE的なメッセンジャーツール:不正アクセスや情報漏えいが防げるなら、誰かの不倫報道みたいなことも減るかも。

リモートワーク:チャットツールを使ったリモートワークもセキュアになって進むかも?

フィッシングメール:あのうざいフィッシングメールもなくなるかも!

婚約・結婚証明:結婚詐欺もなくなりますね!

ソーシャルゲーム:複数のゲームをまたいでアイテムやレベルを引き継げるとか… 需要ありそうだけどな

とまぁ、いろいろアイデアは出ますね。ブロックチェーンを使ったビジネス、経済産業省が潜在的に67兆円の市場規模があると予測しました。夢がありますね~。

私としては、数字とは別にブロックチェーンによる価値観や行動の変化も興味があります。ブロックチェーンは、世の中をより公平で透明にしてくれる技術ですから。個人がオープンになり、より表現しやすくなるかもしれません。生きてるうちにそんな社会を見れるのも楽しみです。

前回のブログで2017年に続き、2018年は仮想通貨が熱い!という話をしましたが、このへんの話を備忘録的にもう少し。

個人的には、私自身は仮想通貨には手を出しません。仮想通貨をやるには“時間が惜しい”からです。割と最近アップル創業者のスティーヴ・ウォズニャックが「人生の幸福を阻害」するという理由で全ての仮想通貨を手放したとニュースになりましたね。「チャートを眺め、数字を気にしているような人間の一人になりたくなかった」と。そう、仮想通貨の振れ幅はジェットコースターのようで、ウォズニャックのような穏やかな性質の人には向かないでしょう。私も、常に値動きする仮想通貨のためにスマホやPCの画面をいつも見ていたくないですし、そんな暇もありません。

ただし、「仮想通貨マイニング」であればやってもいいな、と思います。ご存知の方も多いと思うので釈迦に説法になりますが、カンタンに言うとマイニングとは「仮想通貨運用のお手伝いをし、その報酬として仮想通貨をもらうこと」です。

私はこのマイニングに参戦するのは意義深いと思います。なぜならこれからの新時代の技術、ブロックチェーンを理解できるから。今の世界の時価総額TOP4の企業は上からアップル、アルファベット(Google)、マイクロソフト、アマゾン。全てインターネット/PC系ですし、インターネットが世の中に出てきたときにいち早く登場していた企業ですよね。日本のプロ野球オーナー会社だって新規参入企業はソフトバンク、楽天、DeNAと全てインターネット企業。次世代の主役になる企業は、インターネット以来の革新的技術であるブロックチェーンを使った企業である可能性は大きいでしょう。

投機的な仮想通貨に投資するのではなく、仮想通貨を通じて「ブロックチェーンを知ることに投資する」のであれば、すごく堅実で意義のある未来への投資になるかもしれません。

しかし本格的にやろうと思ったらハイスペックなPC数十台が必要です。そして当然数十台ものパソコンを稼動させると発熱がスゴイので、冷却設備も必要です。電気代もバカになりません。そのため、仮想通貨が“エコでない”ことも話題になりましたね。なんでも仮想通貨を運営するために一小国家並みの電気を使うとか・・・。

資本力がないと太刀打ちできないので、マイニングをする個人はいまやほとんどおらず、企業がマイニング事業として取り組んでいることがほとんどです。

いやはや、このカオスで未整備な状況も含めて、ブルーオーシャンで魅力的なんでしょうね。

年明けからなんだか忙しく、ブログを怠けていました。もう2月なので新年の挨拶や抱負、というわけにもいかないので、早速ですが投資業界の話を少し。
2017年のビジネスを見渡すと、「テクノロジーの進化・汎用化と既存業界への実用」がキーワードだったかと思います。ブロックチェーンによる仮想通貨やAIを活用したチャットボット、マッチングサービス、マーケティングツールなどが代表例ですかね。
2018年はますますその熱が高まりそうです。
注目はやはり仮想通貨でしょう。年明け早々にコインチェックがハッキングされる事件もありましたが、こういう事件を通してセキュリティは整備されるものですし、仮想通貨はより強固になるのではないかと見ています。ICOによる投資も整備され、ICOコンサルやファンドも増えるでしょうし、利用するエンジェル投資家も増えるのでしょうね。

他にもいよいよ2年後に控えた東京オリンピックに向けたインバウンド関連も熱そうですし、AIやロボティクスの実用サービスを提供するスタートアップ企業への投資も注目です。投資という観点で見ると、2018年の世界にはいろんなチャンスがもの凄いスピードと量で流れています。

とはいえ、何をするにしても見失ってはいけないのが「なんのために投資をするのか?お金を稼ぐのか?」ということですね。私は一貫してクオリティ・オブ・ライフを一番大事にしたいと思っています。お金は目的ではなく、あくまで幸せな人生を送るための手段。そのために、効率的でありながらも健康的にお金を稼げる投資が性に合っていますし、不動産投資はやはりその幹となる手段です。以前の記事に書いた大枠メソッドも、人生の目的を達成するためのアプローチですからね。

皆さまは、なんのためにお金を稼ぎますか?迷ったときは、ライフラリにぜひ相談を。私たちは、不動産投資のコンサルティング会社ですが、それは人生のコンサルティングでもあるのです。

Liferallyのホームページはこちら

http://www.liferally.co.jp/

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