前回のブログで2017年に続き、2018年は仮想通貨が熱い!という話をしましたが、このへんの話を備忘録的にもう少し。

個人的には、私自身は仮想通貨には手を出しません。仮想通貨をやるには“時間が惜しい”からです。割と最近アップル創業者のスティーヴ・ウォズニャックが「人生の幸福を阻害」するという理由で全ての仮想通貨を手放したとニュースになりましたね。「チャートを眺め、数字を気にしているような人間の一人になりたくなかった」と。そう、仮想通貨の振れ幅はジェットコースターのようで、ウォズニャックのような穏やかな性質の人には向かないでしょう。私も、常に値動きする仮想通貨のためにスマホやPCの画面をいつも見ていたくないですし、そんな暇もありません。

ただし、「仮想通貨マイニング」であればやってもいいな、と思います。ご存知の方も多いと思うので釈迦に説法になりますが、カンタンに言うとマイニングとは「仮想通貨運用のお手伝いをし、その報酬として仮想通貨をもらうこと」です。

私はこのマイニングに参戦するのは意義深いと思います。なぜならこれからの新時代の技術、ブロックチェーンを理解できるから。今の世界の時価総額TOP4の企業は上からアップル、アルファベット(Google)、マイクロソフト、アマゾン。全てインターネット/PC系ですし、インターネットが世の中に出てきたときにいち早く登場していた企業ですよね。日本のプロ野球オーナー会社だって新規参入企業はソフトバンク、楽天、DeNAと全てインターネット企業。次世代の主役になる企業は、インターネット以来の革新的技術であるブロックチェーンを使った企業である可能性は大きいでしょう。

投機的な仮想通貨に投資するのではなく、仮想通貨を通じて「ブロックチェーンを知ることに投資する」のであれば、すごく堅実で意義のある未来への投資になるかもしれません。

しかし本格的にやろうと思ったらハイスペックなPC数十台が必要です。そして当然数十台ものパソコンを稼動させると発熱がスゴイので、冷却設備も必要です。電気代もバカになりません。そのため、仮想通貨が“エコでない”ことも話題になりましたね。なんでも仮想通貨を運営するために一小国家並みの電気を使うとか・・・。

資本力がないと太刀打ちできないので、マイニングをする個人はいまやほとんどおらず、企業がマイニング事業として取り組んでいることがほとんどです。

いやはや、このカオスで未整備な状況も含めて、ブルーオーシャンで魅力的なんでしょうね。